スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

3安楽椅子探偵ON STAGE 妄想捏造編

3
「なんだと!田辺が犯人だって!」
今度は、もうひとりの死人楽太が軽快なステップを踏んだ。 
「おい、なんだ、その身軽さは!おまえ、死体のくせして、なんだよその軽さは?」
「ふっふっふ。死んだから色々身軽になったんだよっ!」

「説得力があるようでないような台詞だな」
刑事がボソッと呟いた。
「ぜんぜん説得力がないから羨ましいんでしょ」
と、笛美が刑事をからかった。

「田辺、そういや、お前、安楽椅子探偵の役狙ってただろう!動機は、それだ!ピンポーン!当ったりー?」
平野が嬉しそうにこれまたステップを踏んだ。

「なんだと!それで、俺の舞台を台無しにしたのか、このやろう!」 
天王寺は田辺の胸ぐらを掴んで詰め寄った。

「本当にバカねえ、そんなことしたら、舞台そのものが公演中止だよ。いくら馬鹿でもそこまでバカじゃないよね」
と、駒川が冷たく突き放す。

「ぼくはやってません、だって、ぼくは、安楽椅子探偵肯定派です。安楽椅子探偵の舞台がメチャクチャになることなんかしません」
田辺は、天王寺の腕を引き剥がしながら否定した。

「だいたい、私が犯人なのよ。聞いてなかったの?私の長台詞を!」
江坂が男に食ってかかった。しかし、男は動じなかった。

「真犯人は田辺さんです!」

「何ー」
プロフィール

ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

最新記事
カテゴリ
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ
FC2 Blog Ranking

検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。