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虚空の旅人

上橋菜穂子さん著『虚空の旅人』の感想です。
それまでのシリーズを含めたネタばれ・あと、ラストにも言及しております。
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『天と地の守り人』を読みながら、やっぱり、コレに戻って読みました(笑)

虚空の旅人は、守り人シリーズの中の第4弾にあたります。
チャグムが、サンガル王国に招かれ、そこでの事件にまきこまれ…というお話です。
チャグムは14歳。

上橋さんの著書で、いちばんひかれるのは、なんといっても冒頭の書き出しです。
「精霊の守り人」も立ち読みでそこを読んですぐ購入。

バルサが鳥影橋を渡っていたとき、皇族の行列が、ちょうど一本上流の、山影橋にさしかかっていたことが、バルサの運命をかえた。
この文章は、あとがきにもふれられています。「この冒頭を読んでびっくりした。はじめからもうこの話は動いていた」と。私もこの一文で心をわしづかみにされ、なんだか同じような考えだ。と、うれしくなったなぁ。


「虚空の旅人」は、こう。
風が強い。夜空には半月が浮かんでいたが、強い風にあおられて走る雲に、消されては現れ、現れては消されて、浜に風を走らせていた

ね、いいでしょ♪なんか風雲急を告げるじゃないけど、映像が脳裏に浮かび、夜空の情景なんだけど、これからはじまるお話を案じさせるようで良いのです!

そして、もうひとつ、この人間世界をとりまく異世界「ナユグ」の設定もいいのです。
これもまたその情景が目に浮かびます。

この「虚空の旅人」では、チャグムたち、少年少女が活躍します。

戦いに巻き込まれ、ひとりぼっちになってしまったスリナァ。
恐ろしい術にかけられてしまう、サンガル国王の次男・タルサンなど。

チャグムは、エーシャナという、人身御供にされそうな少女を、なんとか助けようと奮闘します。

その時には、この前の巻「夢の守り人」で身につけた能力が発揮されます。
(おお、このためのものであったか!なんて嬉しくなりました)

14歳になったチャグム。
皇子としての自分というものを、タルサンと比較しながら、また厳しい現実を目の当たりにして、悩むチャグムが愛おしくなります。

少年、少女たちが、自分のできるかぎりの考えと力でもって行動します。
お薦めの一冊。(あ、でも、シリーズは始めから読むことをお薦めします)
プロフィール

ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

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