4裸探偵ひら忘却の岬

安楽椅子探偵忘却の岬をご覧になってから読んで下さい。内容、謎解きにめっちゃ、触れています。


もう、犯人がどうこう書いてますから。


だめよー。


だめ



だめー。









第四話「衝撃の新事実」

「それにしても、犯人として名乗りでたのは、どういうこと?」

「それは、真紀さんが…」
ひらは言うのをためらった。が、犯人とされるその人はその言葉に続けた。

「私の娘だからです」

「なにーーーーーーーーーーー??!!!」

ひら「あなたは深夜、真紀さんがこの家に忍びこむのに気づいた。そして見てしまったんですね。真紀さんの一連の犯行を。あなたは娘のかわりに罪をかぶることにした」

正彦「ねえ、ねえ、犯行を見てしまってそれを見逃す。それって犯人隠匿だよね。それって、共犯だよね?」
佐多医師「あ~~~、『共犯者はいない・単独犯』っていうルール破ってる!」
真紀「お父さんうるさい!」


ひら「日向さん、あなたは卓也さんのお父さんを愛していたというウソをつくりあげてまで、娘をかばおうとした。そして…あなたが本当に愛していた人は…」

日向「宗谷正太郎さんです。」
正太郎が立ち上がった
「はぁい!僕です。僕が真紀の本当の父親でぇ~す♪」

「なにーーーーーーーーーーー!!!!」

佐多医師「え?何?それ?知らないよぉ~そんなの聞いてないよぉ~」
真紀「育てのお父さん、うるさい!」
佐多医師「がーーーん」

ひら「奥さんの泰江さん、あなたはメイドの日向さんに『洗い物が残ってるわ』ときつい口調で言っていましたね。日向さんに辛くあたるのは、その過去のことがどうしても許せなかったんですね」

泰江「クビにすることもできたわ。だけど、あえて私はそれをしなかった。一生いびり続けてやろうと思ったの」

「ひえ~~~~~~!!!」
「こ・わーーーーー!!!」
「おそろしや~~~!!!」

真紀「そうよ、女はおそろしいのよ…愛する人を守るためには、人の道などすぐに踏み外してしまうことができるの!なぜだかしらないけれど、日向さんがかばってくれたからしめしめ・ラッキー♪と思ってたけど」

「しめしめ?」
「ラッキー?」

真紀「あ、間違えた♪やり直し、やり直し♪」
真紀「ああ、私は、大変なことをしてしまった。人を殺し。そして、罪もない人に罪をかぶってもらおうとしていた。でも、もう誰かに罪をきせてまで、生きていけないわ。さようなら、みなさん、私は、この罪は死んでつぐないます。お父さん、お母さん、そして育てのお父さん、ありがとう。さようなら…」

真紀は断崖へと走り、海にこの身を躍らせようとした。
しかし、やはり死への恐怖は真紀をためらわせた。

「真紀、やめろーーーーーーーーー」
卓也は絶叫し、走り寄った。
真紀「来ないでーーーーーー」
真紀も絶叫した。しかしその瞬間、足がよろけて、体のバランスが崩れた。
ひら「いかん落ちる!」
卓也と同時にひらも走った。
真紀の手が宙をかいた。
真紀の体が、崖からみえなくなろうとする瞬間、ひらと卓也の男二人の手が、真紀の腕をしっかりと握りしめた。

卓也「生きて、生きて償うんだ」
真紀は、二人にひきあげられた。
「卓也さん…」

真紀のすすり泣きが忘却の岬にこだました。

「カーーーーット」
プロフィール

ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

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