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1狙われた看板娘

八丁堀の七人「狙われた看板娘」
その1

 都々逸を歌い、羽織の袂を左右にはためかせて、北町奉行所同心・吉岡源吾は通りを歩いていた。その目元は垂れ、口元はいつも以上にゆるんでいる。

 源吾の顔立ちは、女医・水原弥生の言葉を借りて一言で言えば、「馬面」である。悲しいかな、女からもてはやされることはあまりなかったが、源吾自体は女好きであった。

同僚からは、「ちょい惚れ源吾」と、あまりありがたくない呼称がついていたが、本人はどこ吹く風である。今日も、ちょい惚れた女の顔を見ようといそいそと、女が勤める店~つる屋~に急いでいるのであった。

 つる屋の女将・お駒は、小さな弁当屋を開いていたが、彼女の才覚から店は繁盛し、手狭になった店を閉め、少し大きな店を持ったのだ。板前など、人も多く雇い、やっていた仕出しも販路を拡大し、商売を広げていた。

店には、お駒のほかにも、器量良しがたくさんいた。その中でも看板娘として、お雪がいた。

お雪は、大店の娘であったが、他のところで働くのも好い修行だと、両親が、お駒に預けていた。お雪は、働き者で、客あしらいもうまく、これまた器量良し。娘達の力もあって、またまたお駒の店は大繁盛。お駒は、「支店も出そうかしら?」などと、また商売を広げようと考えていた。

源吾はそのお雪にぞっこんなのであった。

テーマ : 時代劇
ジャンル : テレビ・ラジオ

プロフィール

ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

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