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5狙われた看板娘



 源吾がいちばんに目指すのは、もちろん、つる屋である。
 その店の前で、なにやら、お雪が、道場着を来た女に文句をつけられているようだった。

「今から、稽古なのに、こんなに濡れてしまったわ!」
「すみません」

お雪は、よそ見をしていて、うっかり、水をかけてしまったのだ。

源吾が駆け寄ろうとしたが、その女は急ぎ足で立ち去った。

「ひどい奴だなぁ。でも、お雪ちゃんは悪くないよぅ」
「いいえ、私がぼんやりしていたからいけないんです」

 道行く男たちが、またしても、次々と、声をかけていく。
 
 大工の政吉もお雪に声をかけた。
「お雪ちゃん、よそ見していたら、だめだよ」
「あ、すみません」
お雪は、恥ずかしそうに頬を染め、源吾は、そんな二人をあせりの目で見つめるのだった。

その様子を、働き手の一人であるおみつも暗い目をしてみつめていた。

テーマ : 時代劇
ジャンル : テレビ・ラジオ

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ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

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