6-1八丁堀の七人

八丁堀の七人6
第1話幕府に恨みあり 2005年1月10日脚本・藤井邦夫監督・斎藤光正

<あらすじ>

凧がのんびりと空を舞っていた。
「よくあがっている」とほめる一郎太に、「そりゃそうだよ。私が作った凧だから」と、ほほえむ八兵衛。

おやいに大店からの縁談が来て、八兵衛は動転する。
市之丞も気が気ではない。
「二人は仲良しなのに」というお袖は言うが、弥生は「おやいは町方の出。武家に嫁ぐのは難しい」と、この縁談に乗り気である。
 
町では食い詰め浪人が乱暴狼藉を働いていた。幕府金奉行の職を追われて浪人した結城蔵人(鷲生功)もその中にいた。

薬種問屋・蓬莱堂の主が斬殺される。
 蓬莱堂は山崎と名のる浪人にゆすられて大金を渡していたという。その山崎という浪人は、結城の仲間であった。

 結城蔵人の妻・奈津(伊藤かずえ)は、実は八兵衛の元の許婚。八兵衛の父が急死したために破談となった後、奈津は旗本結城家に嫁いだ。

奈津は、結城の言いつけで、八丁堀の動きを知る為に八兵衛に近づく。
結城蔵人は、免職されたことで、幕府を恨み、復讐の機会をうかがっていた。
再会に心が温かくなる奈津を、結城は冷たい口調でののしるのだった。

青山は、深川猿江町の極楽亭で結城が怪しい隠居(中田浩二)と会っているのを目撃する。隠居は、結城に合鍵を手渡していた。

 奈津は八兵衛を呼び出す。「疲れた。どこか遠くに行きたい。八兵衛とまた凧あげがしたい」と奈津は言うのだった。
その帰り道、八兵衛は浪人に襲われる。窮地を救ったのは青山であった

 蓬莱堂の娘・お久美が何かを隠していると察した源吾と一郎太。一郎太は、「恥をさらしてでも、親の仇をうて!」と彼女を説得する。
 お久美は、浪人にかどわかされ、見知らぬ隠居に手篭めにされたことを告白する。
 
果たして、お久美をかどわかした浪人は、結城だった。

浪人たちを捕り物出役で捕らえるが、そこには隠居はいなかった。
結城は、青山と八兵衛の目の前で、腹に刀を突き立てて、自害するのだった。

結城のたくらみを知るのは奈津だけだ。
あわてて、奈津の家に向かうが、そこには、位牌もない。
ただ、八兵衛の作った凧だけが残されていた。
凧を見つめる八兵衛。
外は、雪が舞っていた。

<感想>

ゲストは、伊藤かずえさん、そして、悪、4回目鷲生功さん。

鷲生功さんが出てくると、八丁堀の空気が、いやな感じにかわります。
ぎりぎりとした冷たい空気が漂います。人をはねつけ、よせつけない孤独な悪。悲しい悪です。

結城は、尽くす妻の奈津さんを「お前は疫病神だ」などと、言い捨てる。
青山様も知り合いだったらしく、諭すんだけど、聞く耳持ちません。

結局、何も言わず、自害。竹光ではなかったけれど、今回も、なんか、嫌な気持ちになってしまいました。

やっぱり、私には復讐譚は、合わないなぁ。とつくづく思います。

一郎太が久々いい味出してます。少し時間をとろうという源吾も優しいし♪
でも、きまじめな一郎太が、一生懸命に、熱い気持ちでお久美から証言を得るシーン良かったなぁ♪

今回も、第5シリーズの初回同様、前後編の二時間版。
でも、スペシャルにしろ、こういう形だと、八&青のコントがなくなるので、ちょっと物足りない。

でも、このラストシーンは好き。凧を見つめて、外で雪が降り出すところ。いいなぁ。しっとりと描かれている。こういうのもいいね。
(冒頭を参照されたらわかると思いますが、八丁堀の本放送は、一月からの放送だったんですよ)

※蛇足
「まだまだ子供だと思っていたのに」と吐き捨てるように、怒ったように八兵衛さんが言う所。台詞の言い方に、ちょっと違和感。

あの、演出。台詞の言い方なんとかならなかったのかなぁ。
憤る気持ち、戸惑う気持ちを、そっちを重視して、表現したと思うのだけど、もうちょっと優しさを滲み出して欲しかったなぁ。
印象に残るので、その意味では成功かもしれないけど。うーむ。




次回は、奈津が、結城の復讐をひきつぎます……。
復讐、嫌だ。

テーマ : 時代劇
ジャンル : テレビ・ラジオ

プロフィール

ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

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