夜行観覧車

ドラマ・夜行観覧車が終わってしまいました。

小説と比較しながら感想を書きます(ネタバレ大ありです


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文庫本を買ったということは、以前書きました。
ドラマと並行しながら、本を読んでいったわけですが、

少し読んでから、裏表紙のあらすじを読むと……





父親が被害者で、母親が加害者ー

……最初の行で、そこに、究極のネタばれが!!!!。



フーダニット(犯人探し)じゃなかったのかぁぁぁぁ!!!
と、叫びました。

やってしまった……。と落ち込んだりもしました。


ドラマの方が、犯人は誰だ?という描き方をしてましたからね。
なかなか心憎い演出でした。
(私も迷推理してます)

てっきり、原作もそう。犯人探し。と思い込んだ私が悪いんですけど……。


湊かなえさんの作品は、まだ告白と往復書簡しか読んでいませんが、
告白同様、「子どもが暴れる話」とか、「家族の崩壊」が書きたいのかなぁ。と。
思ったりしています。
あと、「人の悪意」というかなんというか、こう、ドロドロとした感情を描きたいのかなぁと。



ドラマの最終回では、それぞれの家族が、再生に向けて前向きになっていて、カタルシスがえられました。
娘・彩花がイジメてる奴に立ち向かったり、隣の娘や息子と仲良くなりそうなかんじとか。

が、小説の方は、「なんだかなぁ」と、すっきりしない終わり方でした。
隣の娘・比奈子は慎司のたかがはずれてしまったのは、彩花のせい。みたいに思ってるようだし。

いちばん大きな不満は、小説のほうには、お母さんからの動機の告白はないんですよ……。
皆が、たぶんそうなのだろう。と想像するだけ。

でも、それも隣の兄ちゃん「母の気持ちを勝手に想像するのはやめてください」
で、一蹴されてしまう。

「え?それはないやろ」
と思いました。
だって、「なぜ、そんなことをしたのか?」という思いで、ずっと読んできたわけです。
もちろん小説の方もぐいぐいとひきつける魅力は十分!!!
だからこそ、このオチにはショックでした。
リアルだといわれればそうなのかもしれませんが。

文庫カバーには「夜行観覧車は家族の物語」とちゃんと書かれているのですから。

はい。
推理小説と思いこんで読んだ私が悪いんです。

ただ、ドラマの最終回を待ちきれずに、残していた最終部分を読んだときには、思い込みが強い分、めっちゃがっかりして、ドラマみるのやめようかと思ったぐらいでした。

ドラマは、そこのもやもや部分を解消してくれていて、ちょっとうるうるきました。

ちゃんと、お母さんの気持ちが語られましたから♪
ふぅ~、満足(笑)

「家族」というテーマのほかに友情ということがプラスされていたので、そこがとってもよかったなぁ。

と思いました。

それにしてもドラマでは、ミヤサコの父ちゃんがいかん、ミヤサコ(父ちゃん)がしっかりせんかい!
と突っ込み続けてきたのですが、

最終回、「この三人でやってくしかない」という台詞は、実は、小説では、お父さんの台詞

……ドラマでは、娘に取られてました。

「ミヤサコ(父ちゃん)台詞まで、娘に取られたか~~!!!!」

と、最後まで父ちゃん批判でした(笑)





で、凶器隠蔽。
アレでいいのかぁ??
はい、小さなツッコミでした。
プロフィール

ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

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