安楽椅子探偵ON STAGE 妄想捏造編

安楽椅子探偵ON STAGE出題編、解決編、いかがだったでしょうか?

あの犯人に納得いかないあなたに贈る、妄想捏造捏造編が、再び登場!
(忘却の岬の時にもたいへんお世話になりました。ありがとうございます)

今回も、夫がぶちぶち文句たれるので、またもや、やってしまいました。

安楽椅子探偵ON STAGE 妄想捏造編!
題して、『裸探偵のオンステージ』

はだかたんていー?

~説明しよう。この男、自ら真っ裸になることで、犯人の心を開き、自供を促すのだ~

安楽椅子探偵ON STAGE 妄想捏造編、全8回
次の記事へとお進み下されば幸いです。


あの犯人に納得がいかないあなたに贈る妄想捏造編!

安楽椅子探偵と裸探偵のオンステージ

物語は、解決編での犯人の自供が終わり、警察に連行されようとしているところから始まります。

なので、もちろんネタバレしておりますので、安楽椅子探偵ON STAGE の出題編と解決編を見終わった人専用です。

録画などでこれからみるつもりの方はご注意下さいね。
では、どうぞ!
次の記事へとお進み下されば、幸いです。


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検索にひっかかるかなあ。



1安楽椅子探偵ON STAGE 妄想捏造編



裸探偵のオンステージ

1
「ちょっと待った!」
犯人が警察に連行される時に、ひとりの中年男が現れた。

「本当にこの人が、犯人なのでしょうか?」
男は、勿体ぶった言い方で、客席から舞台に上がってきた。
「そうよ、この人が犯人。事件は解決しました」
笛美が言った。
「こらこら、何処から入ってきたんだ。部外者は出ていきたまえ!」刑事が男を追い払おうとした。

しかし、彼は舞台の真ん中に立ち、腕を伸ばし、人差し指をつきだした。

「違います。本当の犯人は、田辺さんです」
カーン!カーン!カーン!
何故か効果音が入った。

「てへ?今、俺、いい仕事した?ね?いい仕事したよね?」
黒川が植田に話かけたが、植田はカレーを食べていた。

2安楽椅子探偵ON STAGE 妄想捏造編

2
なんですって!江坂犯人説は60パーセントなのよ。11パーセントの田辺説を持ち出すなんてナンセンスだわ!」駒川が鼻で笑った。

「そうだよ!お、俺は、バスケットの件でセーフなんだよ。抜けてもいいはじゅ……、はずだ!」
田辺が皆をかき分けて前に出る。

「おお、盛大に噛んでるね」
「ちゃちゃいれないでくださいよ、金山さん!」
「つうか、金山さん、田辺よ、なんで釘があることに気がつかなかったんだよ!気づいてくれてたら、ぼくは死なずにすんだんだよ……」

安夫も青白い顔でふらふら出てきた。

「あら、また出てきたの?安夫君、はいはい、死んでてねー。元はといえば、あんたが沙夜にたぶらかされて毒なんか買うから……バカねえあんたって子は」
「そうよ、代役なんか引き受けなかったら良かったのよ!」
長田と三咲が安夫を責めたてる。

「えー、ぼくが殺されたのは、ぼくのせいなの……?そんなあひどい」

「はーい、私にころっと騙されるあんたが悪いのよ。はーい、死んでてね!」
江坂がぐさりと毒針を突き刺した。
「えー、また死ぬのぉー」
田辺はまたもや舞台に転がった。

3安楽椅子探偵ON STAGE 妄想捏造編

3
「なんだと!田辺が犯人だって!」
今度は、もうひとりの死人楽太が軽快なステップを踏んだ。 
「おい、なんだ、その身軽さは!おまえ、死体のくせして、なんだよその軽さは?」
「ふっふっふ。死んだから色々身軽になったんだよっ!」

「説得力があるようでないような台詞だな」
刑事がボソッと呟いた。
「ぜんぜん説得力がないから羨ましいんでしょ」
と、笛美が刑事をからかった。

「田辺、そういや、お前、安楽椅子探偵の役狙ってただろう!動機は、それだ!ピンポーン!当ったりー?」
平野が嬉しそうにこれまたステップを踏んだ。

「なんだと!それで、俺の舞台を台無しにしたのか、このやろう!」 
天王寺は田辺の胸ぐらを掴んで詰め寄った。

「本当にバカねえ、そんなことしたら、舞台そのものが公演中止だよ。いくら馬鹿でもそこまでバカじゃないよね」
と、駒川が冷たく突き放す。

「ぼくはやってません、だって、ぼくは、安楽椅子探偵肯定派です。安楽椅子探偵の舞台がメチャクチャになることなんかしません」
田辺は、天王寺の腕を引き剥がしながら否定した。

「だいたい、私が犯人なのよ。聞いてなかったの?私の長台詞を!」
江坂が男に食ってかかった。しかし、男は動じなかった。

「真犯人は田辺さんです!」

「何ー」

4安楽椅子探偵ON STAGE 妄想捏造編

4

男は静かに切り出した。

「田辺さん、あなたは、汚れている椅子を見たとき、前の公演に使った椅子を使おうと提案した。あなたは、あの古い椅子をわざわざ持ってきていた。そして、設置したのもあなただ。そう、いちばん怪しいじゃありませんか」

「だいたい、舞台監督が、あの釘が出たのを気がつかないはずがない!」
緑橋も叫んだ。

「そうだ、そうだ!」
「舞台監督なら、まず座り心地を確かめるはずだ」
「金山さんが、死んでてもおかしくないよな」
「田辺、怪しい、怪しい」
皆が大合唱した。

「田辺さん、あなたは、舞台監督の金山さんに毒針のことを気がつかれないようにと、気をそらし続けた。」

~田辺、金山回想~
「田辺、椅子の具合はどうだ」
「大丈夫です」
「どれ、座ってみよう』
「あ、僕、座ってみましたので大丈夫っす!」
「それより、なんか、美味しい差し入れきてましたよ。ほらほら、食べてきてください」
「そ、そうか、じゃあ任せたぞ」
にやりとする、田辺。
~田辺と金山の回想終わり~

「でも、見えるよね、釘が出てるの♪」
「うん、見える」
「凄い出てるのに」
「金山さん、気づけよ!全く」
皆が金山を白い目で見る。金山は肩を丸めた。
「そんな……俺の、せい?でも、俺座ってたら俺が死んでた?うわっヤバ、めっちゃヤバかったのに、なんでそんな白い目でみるんだー、そんな目でみないでくれ!」
金山が悲鳴をあげた。

「そうです。目です。目なのです」
男はまた指をつきだした。

「金山さんは、老眼で、釘が見えなかったのです!」

「老眼!」「老眼!」「老眼!」
皆、ずっこけた。

「続きはCMの後で」

~CM 安楽椅子探偵と忘却の岬妄想捏造編もよろしく!カテゴリーの裸探偵の岬から読んで下さいね!♪~
プロフィール

ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

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