2-9最終回続き八丁堀の七人

燃ええる小屋、燃え盛る炎をアップ、そして夜空。そこに八兵衛の声だけを入れる「お妙ーーーー」という絶叫。

後日。八兵衛の屋敷。八兵衛は、憔悴して寝ている。
弥生は不在。

青山がぶらりと現れる。
「よぉ!まだ、寝てんのかい?お天とさまは、もう高~いところに上ってるっていうのによぉ」

「あ、青山さま」

八兵衛は、あわてて身を起こす。

八兵衛「すみません。もう、何がなんだか、わかんなくて。結局、私は、お妙を苦しめただけだったのかもしれない。そう思うと、体が動かなくて。本当にすみません」

青山「わかっていることは、なぁ八。『おめえが、お妙に心底ほれてた』。ってことだけだ。お妙にはおめぇの気持ちは十分通じていたと思うぜぃ」

八兵衛「はい……ですが……」

青山「いつまぁででも寝かしといてやりてぇが、どうやらそうもいかねぇみたいだぜい」
と、意味ありげに微笑む青山

そこに、飛び込んでくる徳松ら、八丁堀の同心たち。
徳松「八兵衛の旦那、向島で殺しです!」

兵助「八兵衛さん、昨日捕まえたスリのお雅なんですが、『八兵衛さんじゃないと何にもしゃべらないよ』なんて言って困ってるんです」

一郎太「八兵衛さん、こっちも困ってるんですよ。長屋のお梅ばあさんが、物取りにあって困ってるって言ってるんです。でも、「あんたみたいな若造にゃ話ししないよ』なんて言われてて、どうか助けてください」
孫右衛門「どうやら、お触書きに出ていた盗賊が、町に現れたみたいなんです」

磯貝「あ~八兵衛、こっちは、人出が足りなくてひぃーひぃー言ってるってのに、なんだよ。まだ、寝てんのか!」

源吾「あらぁ~、磯貝さん、そんな悪ぶって、素直じゃないね~。『八兵衛、女房亡くして落ち込んでるだろうなぁ』って心配してたくせして」

磯貝「何をー。素直だよ。俺はいっつも素直だよ」

同心たち、口々に「八兵衛」「八兵衛さん」と声をかける。

八兵衛「みんな……」
照れて、そして、おどけて「やっぱ、もうちょっと寝ます」と布団をかぶる。

青山、布団をひきはがし「ばかやろぅ!」

ストップモーションで、エンディングへ
主題歌とともに、聞き込みなど、はしりだしていく七人。

捕り物出役で完
プロフィール

ひらたま@でんぷん

Author:ひらたま@でんぷん
山口県在住 
女性(若くないです)
O型、蠍座
八丁堀の七人と、子連れ狼の大五郎が好き

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